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井上麻子×藤井快哉DUOリサイタル

2009-06-25

Category :未分類

6月24日(水)、兵庫県立芸術文化センター、神戸女学院小ホールにて、第7回佐治敬三賞 受賞記念リサイタル。

井上先生のサクソフォーンは、およそ二年ほどコンサートやリサイタルで聴かせていただいています。

Jazzを目指す方は、あまり馴染みがないのか指向性が異なるのか、会場はほとんどが、クラシック愛好者ですが・・。
自分は、「美しい音」や「芯のある音」「きれいな音」「表現性、メッセージ性」のある音が好きです。

Jazzも最近のヨーロッパシーンは、かなりいろんなジャンルのよきところを取り込んだ、Jazzのカテゴリーだけでなく高度な内容のものがあり、現代的ではあるが、イマジネーション豊かな美しい展開の曲は、けっしてJazzだけに影響されてはいないと思う。

こう書いたら、さも自分が、昨夜の音楽を聴いて革新的になれるとかそんな大それたことを考えているのでなく今後の自分にこんなことも「夢」として音に表現できたらいいなとかそんな「希望」です。

少なくとも、昨夜の音楽のような内容がこの世の中に存在し自分が、知っておくことは、なにも知らないでそのまま自分の圏外の方もたくさんいる方よりも自分は、先のことにいろんな方向性が広がったかな?と。

1、G,F、ヘンデル ソナタ ホ短調 HWV375「ハレ・ソナタ第二番」

2、C,シューマン 3つのロマンス op,22

3、棚田 文紀 ミステリアスモーニングⅢ

4、八村 義夫 彼岸花の幻想

5、B,マントヴァニ 霧雨の白熱

6,神本真理 キュービックグラデーション

7,A,デザンクロ プレリュード、カデンツとフィナーレ

1)は、元々は、通奏低音とフルートトラベルソのためにかかれたもの。ソプラノサックスで演奏される。あくまで、当時の趣を大事に、歴史の新しいsaxで演奏される。

アンブシャーは、やはりJazzとは、すこしずつちがうような気がするけど、唇の上下は、ダブルリップに近いのやろか?・・とか・・憶測ですが・・。

2)は、元々、ヴァイオリンのために書かれた作品(シューマンの奥様、クララさんの作品)とても美しい曲は、テナーサックスのまろやかな奏法が、おそらく作品の真意とすることを表現しようとするsaxとピアノの姿勢に心打たれるものを感じる。

3)は、棚田さんの作品は、初めて聴くが、フラッターや発音やペダルトーンとフラジオのカップリング、二声、など現代的なsaxの奏法を駆使して展開されていく。
まさしくイメージを持たないと作品の先を見失いそうである。
朝日を旭光するその刹那の瞬く事象に作者、棚田氏の心情が、めまぐるしく展開されていく。繰り返したり新しい展開から新たなステージ情景に移るのをまさしく井上先生のイマジネーションをフルに展開していく。・・・この作品は、「変幻」を聴き手は、イメージして知的な側面で楽しむ作品だ。

4)は、信州、上田の(たぶん秋に咲く彼岸花か?もう10年以上まえの体験ですが)思い出を作者が、当初は子供のために書いたのに複雑な展開になっていく。・・・不協和音でなく「音のあつまり」(けっして塊でない)をつむぎながら信州の幼いころの思い出を綴っていく。途中、美しいメロディーが現出するが、それは小高い山に登り星空をみてまたたく星に生命の安堵をする心情・・しかしそれは長く続かない・・そんな人間の生きるあいだに感じる心の様を表したらこんな風になったという・・。
自分も上田に行ったことがあるので。草木のかおりや生命力は、日本海側のほうが、濃いような気がする。
強いメッセージ性のある3)より(3もすばらしい幻想心象です)具現性の濃い作品である。

5)は、霧雨とその中から閃光する白熱をイメージするには、もっとも現代的な奏法のsaxが、ピッタリと合う楽曲。

7)は、ピアノとsaxが対等にカデンツァもその間の演奏も「等価的な」空間を与えられているピアノは、単なる伴奏ではないすばらしい楽曲。


自分のいまの「気迷い」や「不安」などを拭い去ってくれるすばらしいリサイタルでした。

サキソフォーンの「可能性」というものをまた新たに学んだような気がしました。
Jazzの世界だってこういう表現手法の「スピリッツ」は、絶対に必要な気がします。
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* comment *

行きたかったです!

 どんなリサイタルだったか、思い浮かぶようです。

 ご指摘の通り、特にヨーロッパのクラシックSax奏者は
即興・フリージャズ等を自由に行き来されている気がします。
特にパリ音楽院は、即興の授業があるようですし。
(詳しくは、麻子さんにお話をお聞きになった方が
早いかと思われます。)

 ミステリアス~はまだ聴いたことないのですが、最近は
コンクールの課題曲として取り上げられることが増えました。

 デザンクロはピアノも難しいのですが、見事に演奏される
方を何人も聴いたことがあります。
 

ボーダレス

世の中、様々なジャンルの素晴らしい音楽であふれてますね!
それぞれが影響し合っていいものが生まれたり♪

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