2009-05

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「天地人」によせて

2009-05-31

Category :未分類

今年から始まったNHK大河ドラマ。

毎年、それぞれの著名な歴史人物を取り上げ、この数年は、秀逸の内容だと思う。

だいたい、この大河ドラマは、初回はいまひとつ内容や全体像がわからずに、夏先あたりからようやく「あぁ~おもしろくなってきたなぁ~」というのが、この数年のパターンである。
「義経」のモチーフのときもそうであった。
あれだけ有名な人物でありながら、イントロ部分の初夏までは、おもしろくなったシーンもあったが、今回の「天地人」は、どうか?

自分としては、初回から「ひとの生き様」を感じてとても興味深く観ている。

若いときに北陸から新潟あたりをよく出張で旅も兼ねてよく行ったのでそれも重なっているのかもしれない。

直江津あたりが、直江兼続が、上杉藩として活動の拠点であったのだろう。

いまは、直江津の駅舎も新しくなっているはずだが、そのころ(多分・・15年ぐらい前)にみた直江津の街並みは、当時のたたずまいを随所に残し、建物も厳しい冬の寒さに耐えるための工夫とそして豊かな自然との共生の街並み・・この歴史は、やはり藩主がしっかりした思想を持っていたから独自の「文化」を構築したのだろうと思う。

「義」とは?・・とドラマの中にでてくるが、当時の戦国のこの世の中において「ひとを信じる」ことに全ての人間の内在する「懐疑心」をあらわにしたものは、なかっただろう。
まぁ・・いまの世の中も多面的な「懐疑心」は、あるだろう。当時のそれよりもっと複雑で残渣的なものではあるのだろうが。

兼続のまわりには、歴史的な人物が、兼続の薫陶をうけていく。
石田三成、真田幸村・・。

学問を重んじ治世にも当時としては、卓越した先駆した思想で「戦さ」より「ひとびとの豊かさ」とは?に目を向けた人物だったようだ。

その証拠に新潟の街並みは、たしかに太平洋側に比べると海は、翳りをもち大地には、秋口から独特の寂しさの憂いを持つ。
しかしこの地方のひとは、長く厳し冬の試練を毎年乗り越えるから春の恵を待ち望んでいる。

すべてを豊かに一年を温暖にすごす瀬戸内海地域では、ひとびとは、その季節の豊かさのみに目がいくのであろう。
「当たり前の」ことなんかなにもない。
耐えるから楽しみが待っている・・越後のひとびとは、その思想を持ち、兼続もそのひとびとの思いに立ち賢政を築いていく。

あの15年前のそしてもっと前の新潟の地域の写真・・銀塩写真だったのでどこにしまってあるかわからないが、建物にしても水路にしてもとても「根がどっしり」と張っている。

うわべだけでなくこういう「生きざま」は、今も昔もかわらなく同じ教えであると思う。
いかにどう自分が、実践するかは、自分次第。
それによって自分も変わっていくのかも。

今日のドラマのなかで「ひとを信じるとおもうほうが、愉快で楽しいではないか」・・とても闊達した感じ方・考え方。

そして若き幸村の一途で突っ張ってはいるが、一本筋の通ったところを見極める兼続の眼力。
よき人材を見極めることは、大切である。
ひとの意見をもっと聞くようになれば、あいつは伸びる。
青いが、それゆえにそれが己では見えないのだろうと、その幸村の今後の成長に「ひとを信じる」懐の深さは、なかなかマネのできるものではない。

初回のシーンで、幼い小姓の兼続が泣いて実家に帰ったのを、連れ戻すシーンがある。
実家には入れさせない母に隙間からおくる母の目に兼続を背たろうて無言の目配りをする景勝。

終生、主従の固い絆で結ばれる男同士の「つながり」のシーンは、やはり極寒厳しい越後だからこそこういう素晴らしい人間文化が構築されていったのだろう。
直江津の駅前の建物にオーバラップさせて今夜もドラマを観た。
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